中島らも「休みの国」
 らもさんが死んで2年とちょっと。
 ようやくらもさんの本を読む気になった。といっても小説ではなくエッセイだけど。

 らもさんはずいぶんとシャイな人だ。
 小説の中には、らもさんの純粋な部分、きれいな部分、読んでるこっちがこっ恥ずかしくなるほどロマンティストな部分が、たっぷりと衒いもなく籠められているけれど、エッセイはもっと素に近い。
 軽薄な文章でくだらないことばかり言ってみたり、若い頃の無茶な行動を「ばかでした」と言いながら懐かしんでいたり、時々真面目なことを言って「なんてね」とちょっと顔を赤くして笑ってみたりする姿が容易に思い浮かぶ。

 休みの国
 休みの国
中島 らも


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| 三月 | | 19:47 | comments(2) | trackbacks(1) | -
「ほとんど無害」
 ほとんど無害
 ほとんど無害
ダグラス・アダムス

銀河の辺境で第二の人生を手に入れたアーサー。だが、トリリアンが彼の娘を連れて現れる。一方フォードは、ガイド社の異変に疑問を抱き――。SFコメディ「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズついに完結!(河出書房作品紹介より)


 なんか、あらすじだけ見ると「まともな」話っぽいじゃん(笑)
 早く入手せねば!

 でもこれで終わっちゃうのは寂しいなぁ〜。
 読み終えたらまたDVD見よう。
| 三月 | | 23:21 | comments(2) | trackbacks(0) | -
さようなら、いままで魚をありがとう
 銀河ヒッチハイクガイドの4作目(3部作の4番目、なんて言い方をするそうですよ@wiki)初邦訳「さようなら、いままで魚をありがとう(So Long, And Thanks All The Fish)」 ご購入。

 帰りの電車で我慢できずページを繰ってしまいましたが、フォード・プリーフェクトの編集者としての矜持と哀愁に思わず涙腺が緩んでしまいました。

 しかし、タイトルのおかげであの名曲が頭に回る回る。帰路、ひとけがないのをいいことに思わず鼻歌。
 so long, so long, so long, so long, so long! And Thanks!
 

 さようなら、いままで魚をありがとう 今回はラブストーリー!
 さようなら、いままで魚をありがとう
ダグラス・アダムス, 安原 和見

 いやいやいやいや、終わんないですよ。
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| 三月 | | 11:28 | comments(1) | trackbacks(1) | -
小説「ダ・ヴィンチ・コード」
 友人(のお父さま)に貸していただいて、世界的大ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」、ようやく読みました(文庫)。

 正直、読みにくいし展開はたるいしでなかなか読み進められず、上巻はちょっと読んでは2、3日放置とかしていたんですが、ようやく本題に入った中巻以降は一気に読んでしまいました。
 読みにくいと思っていた文章も、ようやく物語の展開速度に合ってきましたしね。
 短いセンテンスを重ねた文章はスピード感を出すのにはいいのですが、物語の説明をする序盤には向いてないような。
 ラングドンとソフィーの逃亡劇にシフトしていくあたりまではあんなにこま切れにしなくてもいいのになぁ。

 本編の内容から外れたとこで反応したのは、エルサレム建国に至る十字軍とゴドフロワ・ド・ブイヨンの名前、テンプル騎士団(笑)。
 分かりやす〜。また「キングダム・オブ・ヘブン」見たいなぁ。
 テンプル騎士団の秘宝については「ナショナルトレジャー」でも出てきたね。
 あっちは文字通り財宝だったけど。

 あと司教がカステル・ガンドルフォを見たときに抱いた印象――イタリア文明発祥の地云々のくだりで出てきた「ホラティウス家」。
 「ホレイショ」の名の語源になったホラティウス? と脱線。
 我ながら本当に分かりやすい(笑)。

 ダ・ヴィンチの鏡像筆記は「花冠のマドンナ」(@さいとうちほ)でも使われてましたね。
 他に知識のない私はそれしか思いつかなかったす。沢山知識があるほど惑わされるんだな。

 と、脱線しまくったところで以下雑感。
 本書を読んで「すごく面白かった!」「好き!」って人にはおすすめしません(まあ上述までで気付いてるでしょうが)。



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| 三月 | | 00:44 | comments(1) | trackbacks(2) | -
須藤真澄「長い長いさんぽ」
 その日が来てしまった。
 須藤さんが、鍋で言祝いでいた時から知ってる(漫画で)「ゆず」が。

 雑誌は買いだすとキリがないから、単行本を待つ派なので、雑誌掲載時は見ないようにしていました。
 どちらにせよ、この作品は読みたいような読みたくないような気持ちで一杯でしたが。
 ああ、でもやっぱり読んで良かった。

長い長いさんぽ  ビームコミックス
長い長いさんぽ ビームコミックス
須藤 真澄


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| 三月 | | 04:02 | comments(7) | trackbacks(1) | -
読書「銀河の荒鷲シーフォート」
 「SF版ホーンブロワー」なんて紹介に惹かれて読み始めてみました。
 実を言えば発売当時から気になりつつも、表紙の絵で敬遠していたりもしたんですが、これは見事に失敗だったと思わされました。
 いや、でもこの歳になって読んだからこそ受け入れられるのかもしれませんが。

 物語は、主人公ニコラス・シーフォートが17歳の士官候補生として星間航行中の戦艦に乗っているところから始まります。

大いなる旅立ち〈上〉―銀河の荒鷲シーフォート
大いなる旅立ち〈上〉―銀河の荒鷲シーフォート
デイヴィッド ファインタック, David Feintuch, 野田 昌宏

 ―――が、分厚い第1巻「大いなる旅立ち」(上下)の中で起こる様々なトラブルや、主人公に降りかかる災難や不幸の量が半端じゃなく、まさに怒涛。
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| 三月 | | 01:56 | comments(1) | trackbacks(0) | -
また買っちまった……
 ホーンブロワー新装版を探す旅に出たはずなのに、本屋さんで目に付いたのは別の本。

 むしろ釘付け。しかも2冊。

 これとこれ。
 珍寺大道場―Funky Buddha experience   探偵!ナイトスクープアホの遺伝子

 うーんうーん。
 値段は同じくらいだし、装丁や中身的に甲乙付け難く……。
 つーかこの2冊を私の目に付くところに並べるなよう!

 こっちをパラ見、あっちをパラ見
 本棚の前で悩むこと十数分。

 店内を一回りしてちょっと頭を冷やして戻ってきても、また、同じことで悩んでしまったり。

 そして結局選んだのは―――
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| 三月 | | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0) | -
「リリー&ナンシーの小さなスナック」
 文庫が出てたので買っちゃった。単行本も読んだっちゅうねん。

 正直、リリー・フランキーって人のことは「女の趣味が悪いよなぁー」とか思うくらいで、時々気の利いたことを言ってるけど、まぁその程度にしか思ってなかった(でも「「日本のみなさんさようなら」は買って読んだ)んだけど、本文中で本人たちも言ってるように「リリー・フランキー」「ナンシー関」って並んだ名前のインパクトに負けてみた(笑)。
 その上タイトルは「小さなスナック」。
 場末感たっぷり。
 この命名はリリー・フランキーかなぁー。

 ナンシー関はやっぱり対談よりコラムの方が面白いんだけど、でもまあ、普段のコラムの中に出てこない素のナンシーが見れるので、時々はありかな。
| 三月 | | 17:42 | comments(0) | trackbacks(1) | -
上條淳士「SEX」
 沖縄で、夏だった――――


 暖かい日が続いてますね。ってゆーか暑いくらい。
 花粉対策マスクの下が蒸れちゃって肌荒れが深刻っす。

 さて、去年から毎月刊行で復活した「SEX」。
 なんか上條の本が毎月きちんと出てるっつーのがスゴイよ!! って感じですが(笑)。

 Sex 1 (1)
 Sex 1 (1)
 上條 淳士
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| 三月 | | 11:07 | comments(0) | trackbacks(0) | -
「マダムとミスター」遠藤淑子
 ホーンブロワー7巻目。いろいろ衝撃的なことなんかもあり、辛さのあまりペースが落ちていたのですが、ようやくワクワクするところまでやってきました。ああ、でもこの先もまだまだ衝撃的なことが待ってるに違いない……。
 本文中にペルー提督の名前が出るだけでニヤけるのはさすがに不審なのでちょっと押さえたい今日この頃。

マダムとミスター (第1巻)
マダムとミスター (第1巻)
遠藤 淑子

 こちらも購入。
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| 三月 | | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) | -