上條淳士「SEX」
 沖縄で、夏だった――――


 暖かい日が続いてますね。ってゆーか暑いくらい。
 花粉対策マスクの下が蒸れちゃって肌荒れが深刻っす。

 さて、去年から毎月刊行で復活した「SEX」。
 なんか上條の本が毎月きちんと出てるっつーのがスゴイよ!! って感じですが(笑)。

 Sex 1 (1)
 Sex 1 (1)
 上條 淳士
 雑誌連載は1988年〜? 17年も前っすか!
 A5サイズの豪華版で出版された単行本を持ってますが、それが初版1989年? うわー、年取るはずだわ、そりゃ(笑)って感じ。
 1巻が出た後、2巻出版までずいぶん待たされて、しかもその2巻に「3巻以降毎月刊行!」なんて告知されてたと思うんだけど。
 結局は12年待たされたわけですが。でも買っちまうんだよなぁ。
 当時の豪華版は、表紙の紙もおしゃれで「漫画」って感じが全然しなくて、しかもこんなタイトルだし、本棚に並べるのがちょっとドキドキって感じだったなぁ。
 中身もワンポイントのみ赤とかいう贅沢な感じの2色刷りで、しかもあの絵柄。
 最近の方が絵柄は柔らかくなったよね。
 
 ストーリーは正直うーん、良くわかんないなぁー、って感じだけど、まあ上條は雰囲気で読むからいいのさ。
 沖縄の熱さとか、人と人の繋がりとか、生きていく上での、不器用なほどのこだわりだとか、そういう、文字で書いちゃうと泥臭い感じのものが、あの絵柄と、説明のほとんどない台詞と、空気の中に描かれているのかな。

 5巻の後ろに浅田弘幸と田島昭宇が見開きでイラストを寄稿してんだけど、こうして見ちゃうと、やっぱり上條上手いなあ、って実感するなー。
 浅田なんか「眠兎」、もろに上條(の「To-y」と、こなみ詔子の「神已」)だなって感じだったし(パクリ作家かと思って読むのやめたくらい)、田島も、多分どこかのタイミングで意識し始めて絵柄が変わった。
 でもやっぱり、線の処理、画面の切り取り方のセンスは上條に敵わなかったんだなって感じ。
 少なくとも、この巻末の寄稿絵は、気合を入れすぎたのか知らないけどごちゃごちゃしすぎてねー。田島、デッサン狂っとるよ、とか。

 ま、それはさておき、この物語が本当に完結まで刊行されるんだなあと感無量な気持ち。
 当時は雑誌を読んでなかったのでね、3巻以降は初めて見るわけですよ。
 6巻、比嘉がカッコよく再登場!で終わってますし、ああ、気になるー!ってやっぱりストーリーも楽しみなんじゃん。

 来月7巻、最終巻は河合克敏はじめ元アシスタントたちの対談が載るそうで、それもちょっと楽しみ。


 さて、上條先生「SEX」終えたら「8」の方もよろしくお願いしまっすよ!!
| 三月 | | 11:07 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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