映画いろいろ 2008〜2009年
 あー、映画感想まったく書いてなかった……。
 一度書かなくなるとめんどくさくなっちゃっていかんですな。

 赤壁の感想も書いてませんが後編も見てまいりました。
 いずれまとめて感想書きます。多分。

 まぁ例のごとく、それなりにいろいろ見てます。

 多分、感想書いてなかったもの列記だけしと来ます。

 ・ラストゲーム 最後の早慶戦
 ・クローンウォーズ
 ・アイアンマン
 ・イーグルアイ
 ・落下の王国
 ・ヤング@ハート
 ・ブーリン家の姉妹
 ・シャイン・ア・ライト
 ・チェ 28歳/39歳
 ・オーストラリア
 ・チェンジリング
 ・鑑識・米沢守の事件簿
 ・トワイライト
 ・ワルキューレ

 「落下の王国」はとても良かったです。
 上記の中では一押し。
 地味ですけどね。
・ラストゲーム 最後の早慶戦
 柄本明が良かった。
 野球のユニフォームはオールドスタイルのが可愛いですよねー。

・クローンウォーズ
 本編よりよほど話がまとまってたよ(笑)。
 小生意気なアソーカちゃんを見ながらオビワンの気苦労を知るといいよアナキン。
 しかしep3にはアソーカは出てこなかったので(よね?)もしかして死んじゃうんじゃないかとハラハラしましたよ。
 ハッピーエンドでよかった。

・アイアンマン
 物語は基本アメコミなのであんまり真面目に「それはどうか」とかいうのもアレですが、あんなにセキュリティ万全にしてるっぽい社長の家なのに、みんな自由に出入りしすぎだよ(笑)。地下の作業場に入られなきゃ他はどうでもいいのか社長。自分であけた穴も塞がないままだったしなぁ。
 まあ面白かったです。
 エンドロールのあとにおまけがあるよ!て親切な字幕のおかげで誰も席を立たなかったのがまた面白かったです。あれ、いっそAI執事の声(ポール・ベタニー)で言ってくれたらよかったのに。
 そうそう、インセンさんが好きです。
 あの人の心の強さには震えが来るほどです。あんな境遇で、泣き言も恨み言もこぼさず、ただ淡々と自分の仕事を弁え、実行した人。
 ともすれば社長にとって都合のいい人というだけになっても仕方ないような設定ですが、そこに、ここまで人間としての深みを与えた脚本と、ショーン・トーブさんに敬礼。
 ※ショーン・トーブさんは、「君のためなら千回でも」でお父さんの親友のあの穏やかな人を演じてました。この人も心のたいそう強い人でした。IMDbを見て気付きました。あと、チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」にもご登場。えー全然思い出せないや。この先も中東が舞台だったり、アラブ系の人が出てくるような作品では見かけるようになるかもしれません。ちょっと覚えておこうっと。

・イーグルアイ
 このところのスピルバーグ作品は終盤グダグダな感じのが多いので警戒してたんですが、緊張感が緩むことなくラストを迎えたのでした。
 面白かったよー。ビリー・ボブ・ソーントンがいい感じに枯れててねぇ。
 まあ、マザーコンピュータの造詣やらあれこれにはいろいろツッコミ入れたい気もしましたが、そこまで含めて「面白かった」です。

・落下の王国
 どこがどうと話し出すと物語のネタバレになってしまう気がして、うーんうーん、どう言えばいいのかな。
 とにかく良かったです。映像もね、すごい面白かった。そんな構図で撮るんだ!とか思いながら見てました。
 アレクサンドリアちゃんもすっごい可愛かったしね!
 ロイとの微妙にかみ合わない会話がすごく面白くて、ほのぼのとしたおかしみの一方、少女の純粋さに胸打たれたりしてなんかもうあれですね、反則。ああいうの超反則。でもいい。
 公式サイトでも印象的な、白い衣装でくるくる回る人、あれは「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」でイブラヒムおじさんの故郷のモスクで祈りを捧げる人たちのあれだよね。本当に花が咲いたように美しい。いつかこの目で見てみたいなぁ。

・ヤング@ハート
 うおー、爺ちゃん婆ちゃんかっこいいー! あんなふうに老いていけるならそれも楽しみです。
 しかしあの「Fix you」はホント反則。泣ける。
 「私が死んでも悲しまないで、虹の上から見てるわ」なんて、そんな風に笑える人生でありたいです。

・ブーリン家の姉妹
 アン・ブーリンについてはなんとなく知ってたけど、妹や弟のことは知らなかったので何かと感慨深いです。なんとなく。
 いや、なんつーかね、弟の姉ちゃん大好き加減がさ、切ないよね。可哀想に。
 あと、期待をかけられる長女のつらさみたいなもんが、スケールは違えどシンパシーを覚えるぜチクショウとかそういう感じでなんつーか本当にねぇ……。
 いや私はいまの自分は、それなりに自分で築き上げてきたもので不満はあれど、まぁ概ねしあわせですが。や、自分の話はどうでもいいんですが。

 ヘンリー8世は、まぁ、うん、女性遍歴に目を瞑れば治世は悪くなかったと言うか良かったそうなので、そういう部分も少し見せてほしかった。
 エリック・バナの犬のような目が、ちょっといつでも追い詰められてるっぽく見えて、うん、まぁアンに転がされてるときなんかは良かったんじゃないかな。
 キャサリン・オブ・アラゴンに最後の啖呵を食らってるときの情けない表情ったら最高です。

・シャイン・ア・ライト
 年齢を感じさせないミックの動きと対照的によれよれしてるキース。
 メンバー紹介で何か言えよといわれて一言「Hello」なチャーリー・ワッツ。
 一時期アル中であれこれ言われてたロニーの安定感にしびれました。スタイルもすげーいいしねぇ。ミックやキースに頭撫られたり、肩を叩かれたり、これだけの年月経ってもやはり年下扱いのままなんだなぁとちょっと微笑ましくなりました。
 あ、あとキースの5円玉が気になりました。あれ5円玉だよねぇ。

 そして、もう15,6年前になりますか、ガンズ見に東京ドーム行ったらロニーがゲストで来ていたのを思い出しました。前日のストーンズ来日コンサートはチケットが取れず悔しい気持ちでいたところにとても嬉しいサプライズでした。

・チェ 28歳/39歳
 デルトロ悪くないけどさすがに28歳には老けすぎ。あと目が淀みすぎ。遠目に見ると悪くないんですが、アップになるとフィデル・カストロよりも貫禄ある感じでえー、って思いました。
 伝記的映画で、本人のほうが映画俳優より男前って例はそうそうないんじゃないかな、と思うくらいいい男ですからなエルネスト。って思ってたら、監督自らなんかのインタビューでそう言ってた!デルトロちょっとかわいそう(笑)。
 28歳の革命、作品は淡々としていて、抑揚がほとんどないソダーバーグらしいものでした。
 監督的に「モーターサイクル・ダイアリーズ」が第一部、この作品が第2部、というような意識で作ったそうで、気持ちいいくらい彼の生い立ちやら、革命に身を投じようと思った経緯などが切り落とされていました。
 作品の前にチェ・ゲバラについての簡単な説明がありましたが。あれ配給会社が作らせるのかな。ゲバラをまったく知らん人にはあれっぽっちの説明じゃさっぱり分からず、知ってる人にはツッコミ入れたくなるような出来でした。そう赤壁の前説以下のレベル。あんな大雑把にしかゲバラの生い立ちを説明出来ないなら、いっそ当時のキューバ(はじめ南米)がどういう状態だったのかを説明した方がいい。その方が何ぼか親切ってもんです。

 39歳の別れの手紙は、さらに説明なし、さらに髭面増量で見分けつかない、さらに抑揚のない画面にストーリーで正直つらかったです。
 ゲリラ活動は、キューバにおけるカストロのようなカリスマを見出せず(チェ自身も、自分が指揮していることを隠していたし)、反政府勢力がまとまることが出来なかった。
 その中で、それでも彼を戦いに留まらせたものは何か。
 やろうと思えばいくらでもドラマチックに、ヒロイックに盛り上げることの出来る題材なのに、そうさせず、ただ出来事だけを描き続けた監督の拘りに感服。

・オーストラリア
 ストーリー的には予想からそう大きく外れることもありませんでしたが、それなりに飽きずに見れました。
 期待していた悪党なデイジーことデヴィッド・ウェナム、なんか可愛らしかったです。やったことだけ挙げていけばかなり悪どいんですが、本人にそういう毒気がない。ニコールに脅しをかけるときも迫力負けしてた気がします。単なる欲目贔屓目かな。この人この先の役者人生大丈夫かな、とか失礼な心配をしてしまうほどでしたが、よくよく考えてみたら、基本的に彼はいわゆる善人面で周囲の人を騙してたりもするので、悪い雰囲気がまったくないというのはある意味狙いであり正解なのかもしれません。
 と、思うことにします。あーしかし可愛かった。役柄的には白人の悪事を一手に背負わされてる感じでかわいそうだったけど。

 映画の出来としてはまぁ、こんなもんでしょうね。一昔前の冒険活劇+大河ラブロマンス風味で。
 アボリジニへの自分たちの仕打ちに対しての情緒的な言い訳もたっぷりで、鼻白む部分もありますが。
 あ、敵として描かれていた日本軍、えーそんな豪勢に爆撃できるほどの戦力あったんだー?とか思ってしまったり。いやいや上陸してないし、とかツッコミつつ。
 オーストラリアへの日本人観光客激減だとかで旅行会社などにキャンペーン張ってもらったりもしてるそうですが、何か根本的なとこで誤解があるよね。
 いや、敵国として描かれることが嫌なわけでは決してないし、事実当時は敵だったわけだし、決して史実を描いてるわけではないから、映画が、作品としてそれなりに面白きゃそういう扱いでもいいんだけどさ。
 でもあの当時のオーストラリアの人々がそこまで日本に脅威を感じていたとは知らなかったな。黄色い猿に何が出来るものかよ、とでも思ってると思ってた。

・チェンジリング
 なんつーか、うーん、いとこに脅されて加担した少年の行く末が気になります。実話では実刑受けたんでしたっけ。
 アンジー、最初から最後までメイクが気になって仕方ありませんでした。
 聴聞会で警部の証言にちょっと頬と唇を引きつらせるの、あれがすごいなと思いました。
 イーストウッドは、「グラン・トリノ」に期待。

・鑑識・米沢守の事件簿
 鑑識さんの私室にはとてもシンパシーを感じたよ(笑)。
 亀山君卒業後の本編でけっこう出番増量してたのに、最終回SPが物足りなかったので米沢超充電した。これでシーズン8まで待てる。
 相原君もこの勢いでレギュラーになっちゃえばいいのに。萩原聖人は相変わらず年齢不詳です。童顔なだからな。あの面子の中にいるせいか熱血少年!て感じで可愛かった。あのあと二人で飲みに行ったり、落語に付き合わされたりいろいろしてればいい。
 あ、あとイタミンがものすっごいイタミンで嬉しかった。
 そしてネタバレ疑問。映画本編ラストの「特命係の相棒は〜」のくだり、あんな断言しちゃって、亀山ファンに希望を持たせちゃう格好だけどいいのかな、あれ。

・トワイライト
 面白かった!かなり笑った。つーか笑いをこらえるのが大変でした。
 特にラストのキャンプファイヤーに興じる人々。
 別にね、カラー映像や現代が吸血鬼と相容れないわけではないと思うんだけど、監督にセンスがないんだろうなぁ。
 青白い肌は、単なる白塗りで、髭の剃り跡が青々してて苦しい。ちょっとケレ様やハルディア(LotR)を思い出した。
 ヒロインのお父さんがすごく良かったね。微妙な年頃の娘と急に暮らすことになって距離の取り方に戸惑う感じとか。町の人から信頼されてる警察署長さんで良いですねー。

・ワルキューレ
 トムはいつもより頑張ってました。隻眼隻手。
 これまでの彼にはない頑張りですが、映画としてはイマヒトツ。
 常に緊迫感漂っているもんで、いざとなってももう上げ幅がない状態で結局盛り上がりに欠けてしまう出来となってしまった感じ。
 役者さんも皆さんすごく良かったし、総じて良い出来だっただけにもったいない感じ。


 ――もっとちゃんとした映画レビューをしようと思いつつ、個人的な感想に走ってしまうのが、私の悪い癖ですね(by杉下右京)。
| 三月 | 映画 | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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