「出帆せよ!英国帆船小説」―ミステリマガジン 2008年 12月号
 ミステリ・マガジン買って来ました。
 「出帆せよ! 英国帆船小説」ってわけで帆船小説特集ですよ。

 ミステリマガジン 2008年 12月号 [雑誌]
 ミステリマガジン 2008年 12月号 [雑誌]

 トマス・キッドシリーズの翻訳者大森陽子さんの英国レポートが面白かったです。
 適うことなら直接お会いしていろいろお話を伺いたいもんです。
 そして圧巻は、邦訳されている帆船小説全シリーズの解説。
 ホーンブロワー・シリーズを筆頭に、有名なもの、タイトルくらいしか知らないようなものなどさまざまに取り上げられておりました。

 しかしハヤカワよぉ、「近頃またぶーむが」とか「女性にも熱心なファンが」とか言って煽るんなら手前ぇンとこの既刊はきっちり揃えやがれよ。
 「出帆せよ!」とか言ってる場合じゃねーよ、むしろ「出版せよ!」だよコラー!
 ボライソーなんか「28巻も出てるんですよ!」とか言っといてほとんど絶版じゃないか〜。
 わーん! 読みたいんだよう読みたいんだよう!

 ……と言うようなことをやんわり大人のオブラートに包んで編集部へお手紙出そうと決意を新たにしました。

 各帆船小説の紹介は高津幸枝さん。
 この方の訳文はちょっと……とか思ってましたが、この紹介文はなかなか上手かったです。
 あの文字数で、各シリーズの物語の背景と主人公の人となりと、作品のトーンをしっかり伝えるというのはなかなか技量の要ることです。
 素晴らしい。

 そして特集記事に高橋泰邦御大こと我らのおじいたんが全然いらっしゃらなくてかーなーりードキドキしたんですが、最後に短編の翻訳をなさってました。
 直近のお仕事なのかしら。
 お元気でいらっしゃればよいのですが。

 ま、しかしそんなわけでハヤカワさんが絶版分を再刊する気になってくれるよう、この号の売り上げや反響がよかったらいいなと祈りつつこの項終わります。


 ……そう言えばこちらに書くの忘れてましたが、ついに「ラミジ艦長」シリーズ全23巻を入手したのです。

 ネット古書店やオークションを探し回ってたのですが、タイミング悪くていつも機会を逃してたんですが、意外な盲点というべき地元の古本屋さんの棚の上にどーんと積み上げられていました。

 ああ、この本は私に見つけられるために今日ここにいたんだな、と感慨に耽りながら、ご購入。

 さすがにこの冊数(B6判)ですから、古書とはいえお値段もそこそこ、重量は赤子一人分くらいはあったりして店主さんにも「大丈夫ですか?」と心配されましたが、情熱で持って帰りました。ふふ。

 ちょっと他の本も幾つか読みたいものがあるので、まあ、合間を縫いつつじっくりのんびり読もうと思います。
| 三月 | Royal Navy | 18:10 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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