読書「ナポレオン艦隊追撃  トマス・キッドシリーズ6」
 待望のシリーズ新刊出ました!
 前巻発売が2006年7月で、その後シリーズ続刊が危ぶまれておりましたので、今回の刊行はいつも以上にうれしいニュースとなりました。

 ナポレオン艦隊追撃 (ハヤカワ文庫 NV ス 16-6 海の覇者トマス・キッド 6)
 ジュリアン・ストックウィン


 舞台は、「ノアの叛乱」の翌年、1798年。地中海。
 …とくればあなた、もうあれしかないよね。
 ナイルの海戦。アブキール湾の戦闘よ。

 いやぁ、血が騒ぐ〜〜〜!
 まだ読み始めたところで、序盤も序盤なんですが、すでに楽しいです。

 水兵上がりってことで士官たちに馴染めずナーバスになってたキッドも、前巻最後の例のアレの影響で、周囲の人と上手くやってるようです。
 でもさぁ、あんな理由でころっと態度変えられちゃったりするのなんて、かえって失礼じゃないの、君ら気にならないんかね、と思ってるんですが、もしかしたらそんなこんながキッドがついに大望を口にしてしまうのに繋がってるのでしょうか。
 ネルソンと合流した後も、キッドったらまた女の子にドキドキしたりしてます。懲りない奴だな(笑)。

 そうそうカディスの司令官の名前がアルミランテ・マザレイドでニヤニヤしました。この方ホーンブロワーのドラマ(公爵夫人と悪魔)でも登場したあの司令官と同名かな。あちらはドン・マサレードでしたが。それともスペインには良くある姓なのかな。

 翻訳の大森さんはキッドシリーズにはとてもよく合ってる気がします。
 多少、専門用語の訳語やカタカナの当て方などが高橋御大と違うのが、おじいたんファンとしては引っ掛からないでもないですが、まぁ別に意味が一緒ならいいものね。
 ジュリアン・ストックウィンは、波の立ち方や陸が見えてくる様子、風がどう吹いて帆がどう膨らむのか、水兵一人一人の動きなんかまでとにかく細かく描写する人で、それを冗長にならないようテンポよく訳していて、なかなか良いです。
 あーあー、早く読み進めたいなぁ〜〜。

 そして、この物語が無事に最後まで刊行されますようにと祈るのでした。
| 三月 | Royal Navy | 13:11 | comments(1) | trackbacks(0) | -
海ってなに?
| BlogPetのほれいしょ | 2008/03/15 10:04 AM |









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