芝居「おーい!竜馬」
 三又忠久プロデュースのお芝居「おーい!竜馬」(グワイニャオン公演)を見てまいりました。

 もともとうちの家族は司馬遼太郎フリークなもんで、当然「竜馬が行く」は必読の書で、漫画「おーい!竜馬」もほとんどリアルタイムで追いかけておりましたので、これが芝居になるとなったら見ないわけには行かないでしょうという感じで。

 物語は土佐勤皇党結党の辺りから竜馬の死までの長い時間なのですが、これが上手く纏められ、かつ時代背景の説明や土佐の上士と郷士の確執、少なくはない登場人物たちを無理なく無駄なく見せてくれる素晴らしい脚本・演出(西村太佑)でした。
 三又さんが演じる竜馬がかなり金八だったのはまあご愛嬌。

 岡田以蔵(武智健二)の最期は、原作とは違いましたが、信じていた武市半平太(高橋稔)に裏切られることもなく、以蔵自身も彼を裏切ることはなく、互いと、そして竜馬への思いを抱いたまま死んでいけたので良かったな、と思わず涙が。

 その後、竜馬の活動が政局に絡んでいくわけですが、これは、二人の親友が死んだことによって、ようやく「土佐藩」という枷を外すことが出来たのだろうな、なんてことを思いながら帰路につきました。

 役者陣も良かったです。
 以蔵さんは健気で可愛くカッコよく、勝海舟(咲野俊介)も素敵でした。
 欲を言えばもう少し江戸っ子風べらんめえ口調をマスターしていて欲しかったですが。
 そして反則すぎる乙女姉さんと千葉重太郎(お宮の松)。笑いあり涙ありの2時間でした。


 いつか再演されたらまた見に行きたいです。
| 三月 | 雑記 | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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